本書は大正時代の短編小説の巨匠、芥川龍之介の代表作です。 「羅生門」「竹林の門」「地獄」「鼻」「河童」「ある愚者の生涯」など代表的な短編19編を収録。著者は厳しい目で悪を検証し、鋭い筆致で真実を明らかにし、善と悪、現実と幻想の間をさまよう一連の人間対話を展開します。それぞれの物語は短いですが、独創的に構成されており、奇抜な筋書きでありながら深い意味を持っています。巨匠・黒澤明監督が小説『羅生門』『竹林の女』を原作に映画化した『羅生門』は、第16回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞、第24回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。